実際、2022年5月に初めて社内公募を受けた私の体験談を記載しています。
結論からお話しすると募集枠1名に対し、最後の2名まで残りましたが落ちました。会社の規模は関連会社含め従業員数12,000人程いる(パートさん含む)店舗数は500店舗ほどの小売業です。私は店舗の販売員ですが、関連会社の企画開発部に応募しました。
【こんな方にオススメな記事】
- 社内公募の志望動機が分からない→面接官に思いが伝わる志望動機が書けるようになる
- そもそも社内公募を受ける前に上司へ伝えるべき?→会社のルールに従い、言わなくても良い人には言わない
- 社内公募を受けようと考えているが情報が少なく不安→イメージできることで安心感ができる
社内公募の志望動機 書き方(実例あり)
志望動機は必ず面接でも聞かれる重要な項目。
- なぜ応募したのか
- 志望度が高いことを示すために志望部署に関係する経験を書く
- 志望部署で活かせそうな自分の強みを書く
未経験の職種はネットや本でまずは調べましょう。また、自分の会社のホームページでもしっかり志望先の部署情報の収集をしましょう。
志望先の部署に知り合いがいるなら、その部署の課題など自分がPRできる箇所を探しましょう!私は志望部署に知り合いおらず、募集先の問い合わせは人事だったので人事に電話をしました(募集先の課題など人事は深く把握していませんでしたが、何か確認したいことあれば聞いて損なしです!)。
次いで、自分の棚卸しをしていきましょう。
職種や志望先の情報が分かれば、自分の何が活かせそうなのか分かっています。
経験談は必須です。ぜひ、他の志望者と差別化を図りましょう。
【実例】志望動機
生産者支援や農業の収益化を通じ、地域の元気につなげたいと思い応募させて頂きました。
農業に興味があり、農業大学に行き前職では青果物専門店で商品開発やイベント企画などを行っておりました。また、趣味で関東近郊の道の駅30か所程行っており、これからも素敵な地域産品が残ってほしいと思っております。企画開発部では前職の青果物専門での取り組みや私の強みの何事にもやってみる行動力が活かせるのではと考え、応募させて頂きました。
【面接者:企画開発部 部長さんからのコメント】「生産者(取引先)への想いがすごく伝わりました!」
【始めの一歩】そもそも自分の強みが分からない方は自己分析ツールを活用
そもそも自分の強みがよく分からないから、社内公募の志望動機が書けない方は自己分析ツールを使い自分自身を知っていきましょう。
オススメは本「ストレングス・ファインダー」(著者:トム・ラス)です。Amazonで簡単に購入できます(※新品を購入しないと診断テストができないので注意)。
この本は世界20か国以上に翻訳され、100以上の国の企業や学校、コミュニティなどで活用された本です。
まずはこの本「ストレングス・ファインダー」で客観的に自分を知り、それから自分の棚卸しを行う方が簡単だと思いますので、ぜひお試しください(今まで大手転職サイトの自己分析ツールを複数使いましたが、一番ストレングス・ファインダーがしっくりしました)。
社内公募を受ける前に上司に伝えるべき!?
結論、会社によりけりだと思いました。
他の社内公募を載せているサイトでは、「他の人に秘密でやるべき」と記載ありましたが、私の会社では上長に言う必要がありました(言わなくても良い人には言わない方が良いと思います)。
上長からは「もっと店舗で実績作ってから行っても良いのでは?」や「その企画開発部で作られた商品を売り込んだ実績がないと難しいのでは」というあまり応募しても意味ないかもしれないけど、止める権利はないのでという内容でした。
確かに上記はあったと方が良いポイントだと思います。どこにいても活躍できる人材であった方が受け入れ側(応募先の部署)も安心します。
企画開発部で作られた商品の売り込み実績は作れていたため、エントリーシートはこの内容を記載しました。
【イメージできる】社内公募の流れ
結論、こちらも会社によりけりだと思います。
しかし、イメージできるだけでも安心感あると思います(私が社内公募に応募する際、イメージできる情報がなく不安でした)。
私の社内公募の流れは下記になります↓
応募から結果までは約1か月かかりました。
面接官は4名(人事、人事部長、応募先の社員、応募先の部長)おりました。
面接時は入社時に提出した「職務履歴書」と「履歴書」を面接官が持っていました。
【気になる】そもそも最後の2名まで行ったのになぜ落ちたの?(考察)
私の能力不足だったことを前提をして面接時の人事のリアクションや結果を聞いた時の人事の言葉などから推測で書かせて頂きます。
【30歳 既婚がネックに!?】
月に1,2回出張ありきの部署だったため、既婚であるということに人事は驚いたリアクションをしていました。また、人事からの結果の電話では「今後のことを考えたら店舗の方が良いのでは」と言われました。9割以上女性が働いている会社ですが、役職ある方は独身や子供がいない方のため、そういう会社なんだなと思いました。
【私の所属エリアで大きな人事異動が起きた】
私が社内公募を受けるときには、上ではもう人事異動を考えていたと思います。マネージャーが休職、店長や社員が育休に入る。私の店舗は店長不在の私含め社員2人でしたが、結局社員私1人になりました。
まとめ
いかがでしょうか。
社内公募のイメージができ、少しでも不安が軽減できたら嬉しいです。
社内公募はいつ募集があるか分からないもの。
やってみたいならダメもとでも応募することをオススメします。落ちても、また募集があれば受けれます。逆に言えば、もう2度と募集がないかもしれないので、後悔しない行動をオススメします。
あなたの未来が一歩前進することを願っています。
私も前進できるように頑張ります。